靴を長く履く方法GUIDE
革靴を長持ちさせるコツは、革に余計なダメージを与えないこと。
同じ靴を履き続けない
靴にダメージを与えないためには、着用時間を短くする必要があります。3~4足あれば足りると思いますが、着用後にしばらく時間を置くことで靴の寿命が延びます。そのため、なるべく連続で履くことを避け、ローテーションで使い回すことをオススメします。特に革靴などの素材の場合は、1日履くことで湿気などのダメージも受けていますので、連続着用は避けましょう。
こまめにブラッシングを行い、乾燥させる
まず、帰宅後に軽くブラッシングをするだけでも、何もしないより効果的です。1日歩き続けていると汚れやホコリが溜まり、劣化の原因となります。
また、湿気も帯びていますので、収納前に乾燥させることを心がけましょう。ブラシには硬い毛と柔らかい毛のものがありますが、汚れやホコリを取るには柔らかい毛のものが適しています。ブラシ選びにも着目することで、革を傷つけず長持ちさせる効果が格段にアップします。
履く時はかかとをつぶさないようにする
靴を履く際に、つい紐が結ばれた状態で履いてしまいがちですが、この時かかとの部分を踏んでしまっているケースがあります。1日だけでは分かりませんが、頻繁に踏んでいるとかかとの型が崩れ、革に余計なダメージを与えてしまいます。紐を緩めてから履くか、そうではない場合は、かかとをしっかり押さえてから履きましょう。連続したダメージが革靴の寿命を縮めていくことになります。
早めの修理・補修がオススメ
革靴を長持ちさせるためには、歩き方の矯正や自分に適したサイズ選び、さらに連続した着用を避けるなど気にしなければならないことがたくさんあります。しかし、どれだけ気を遣っていても、やはりいつかは擦り減っていくものです。
そのままにしておくと足を着いただけで体が傾き、膝や腰を痛めかねません。また、靴底が擦り減るたびに買い換えていては、自分にぴったりの革靴もあっという間に手放すことになります。ご自身で気をつけて靴を長持ちさせることも大事なことですが、定期的に補修を行うことをオススメします。
早めの補修を行うことで、靴底だけでなく靴全体へのダメージを防ぐこともできます。もちろん、もうすでに擦り減ってしまったという方はすぐに修理を行ってください。靴専科の靴底修理が、あなたの大切な革靴を一生ものにするお手伝いをいたします。