今回ご紹介する事例はダイナイトソールのスエード靴。
イギリス発祥、100年以上の歴史を持つダイナイトソールは履き心地、耐久性に優れ、カジュアルでもフォーマルでも合わせやすい特徴から、非常に人気の高いソールです。
お客様が先輩上司からもらったという思い入れの強い靴で、 永く大切に使用するために修理をしたいとご来店してくださいました。
直るのか心配だったと言う靴の状態は、ダイナイトソールの靴底は全体的に擦り減り始め、 ソールを縫っている糸も切れている。さらに、内側の革が破れが……。
かなり使用感の強い状態でしたが、オリジナルと同じように仕上がるように、一つひとつのパーツを丁寧に分解。外見からは見極めができない、内側のコルク(クッション材)も交換します。
ダイナイトソールを張り終えたら、グッドイヤー専用ミシンで靴底に縫いを入れます。縫い位置が見えないため、機械の設定と長年の経験を元に丁寧に縫い合わせます。その後、カカト本体の取付を行い、靴にキズを付けないよう丁寧に削っていきます。
そして3週間後……。
依頼人は、靴の仕上がりを見て驚きの表情。すり減っていたダイナイトソールはもちろん、内側の穴も丁寧に修復されてることに大変ご満足いただけたようです。
ダイナイトソールの靴は雨の日にも適しており、耐久性も強いことから、つい履きっぱなしでメンテナンスを怠ってしまいがちです。
定期的に修理・手入れをすることで長く愛用できるので、お気に入りの靴はぜひこまめにメンテナンスをしてあげてください。
【靴修理】
メニュー:オールソール(靴底全体)
納期目安:3週間