レザーバッグもいいけど、カジュアルに使うなら軽くて丈夫なナイロンバッグの方が、持ち運びやすくて愛用しているという方は多いのではないでしょうか? ナイロンバッグは、摩擦に強くて耐久性・撥水性に優れているものが多くて便利ですよね。でも、日本の高温多湿の環境にナイロンバッグの接着剤が耐えられず、劣化してべたついてしまう場合がありますので、その際のクリーニングをご紹介いたします。
生地を張り合わせる接着剤が劣化すると……
ナイロンバッグは、生地と生地を接着剤で張り合わせることでバッグ自体の張りを出し、形を成型しています。また、重い荷物を入れたときに伸びて型崩れをすることも防いでいます。ただ、接着剤を使っている部分が劣化するとべたべたになってしまい、服などに付いてしまうこともあります。
また、今回取り上げるナイロンバッグは革も使用しているので、革の色落ちや革へのダメージを極力少なくしなければなりません。
ナイロンバッグのクリーニング事例
①溶液に浸けて接着剤を除去
接着剤をしっかり取り除くため、シンクに水を張り、特殊な洗剤を溶いた溶液を作ります。その後、ナイロンバッグをシンクにじっくり浸けることで、べたついた接着剤が溶け出します。
②接着剤の確認
ある程度時間が経ったら、接着剤が溶けているかどうかをタオルなどで擦って確認します。このタオルに付いている黄色い部分が接着剤です。
シンクの水をすくってみると、汚れと接着剤が溶け出していることが分かります。
③乾燥・成型
接着剤を取り除いたらしっかりと乾かします。仕上げにアイロンをかけて、形を成型していきます。
べたつきが取れてナイロンバッグが復活
バッグによっては革が傷んでしまう場合もあるため、すべてのナイロンバッグでこのようなクリーニングを行えるわけではありませんが、今回は革へのダメージも少なく、お客様に喜んでいただける仕上がりになりました。
不要な接着剤を取り除くことでべたつくこともなく、現役で愛用していただけるようになりますので、捨てる前にぜひバッグクリーニングをご検討ください。
【バッククリーニング】
納期目安:2週間前後