ブランドスニーカーの中でもルイ・ヴィトンのスニーカーは、カジュアルさの中にラグジュアリーさを併せ持ち、イタリアで精緻に仕立て上げられたファッショナブルなデザインからは、気品と風格を感じられます。メンズなら「LVトレイナー」や「ランアウェイ」、レディースなら「LVアークライト・ライン スニーカー」や「タイムアウト・ライン スニーカー」が人気です。
ルイ・ヴィトンのようなハイブランドのスニーカーは、最初は遠慮して履いていても、次第に慣れてきて、ちょっとした汚れも気にならなくなります。でも、擦れた箇所や汚れが蓄積すると、買ったときの輝きが失われて、くたびれた印象に……。特に全体が白色だと、目立ってしまいます。
長く履くためには定期的なメンテナンスが必要ですが、時間が無かったり汚れを落としきれなくて困っている方もいるのではないでしょうか。そこで、ルイ・ヴィトンの汚れてしまった白色のスニーカーをクリーニング・補色して、新品のような美しさを取り戻す方法をご紹介いたします。
ルイ・ヴィトンのスニーカーを補色する手順
①スニーカークリーニング
補色する前にスニーカーをクリーニングして、汚れをしっかり落とします。まず、紐とインソールを取り外し、専用の洗剤と器材でホコリや雑菌などを洗浄して、すすぎにはオゾン水を使用。その後、オゾンボックスで除菌・消臭しながら乾燥させます。詳細は、下記をご覧ください。
スエード靴の上質さを保ちながら汚れ・カビを落とす靴クリーニング
②スニーカーの色に合った補色剤を調合
クリーニングである程度キレイになりましたが、つま先の擦れが目立っているので、補色を行いカバーしていきます。補色をするにあたり、最初に靴と同じ色の補色剤を調合します。白いスニーカーだから白色で良いと思うかもしれませんが、純粋な白色だけが使われているわけではありません。
特に、ルイ・ヴィトンなどハイブランドのスニーカーには、キャメルやライトブルーなど、複数の色が混ざっている場合があります。そのため、スニーカーに合った色を靴職人のセンスと感覚を頼りに調色します。同じ色が他のスニーカーで使えることはほとんどないので、調色は一点ずつ行っています。
③筆でスニーカーを補色
補色剤を調合したら、筆を使ってスニーカーを丁寧に補色していきます。凹凸が多い靴の場合は、補色剤が奥まで浸透するように細い筆を使用します。クリーニングと補色を組み合わせることで、ロゴをきちんと残しながら美しく甦らせることができました。
様々な素材のブランドスニーカーに対応
今回は、ルイ・ヴィトンのスニーカーを事例として取り上げましたが、他にもグッチやディオール、バレンシアガといったハイブランドのスニーカーでも、靴職人が手作業で一足ずつ丁寧にクリーニング・補色いたします。もちろん、ナイキ、アディダス、ニューバランスといったスポーツブランドのスニーカーや、レザー、スエード革、布地、エナメルなど、様々な素材にも対応。元の色とは異なる色に変更することも可能です。
スニーカーの種類や特性に合わせてクリーニング・補色しますので、汚れや色でお悩みの際は、お近くの靴専科にご相談ください。一部店舗では、配送サービスも承っています。
メニュー:靴クリーニング+部分補色 スムース革 その他
オプション:激しい汚れ(2度洗い)
納期目安:約1~2週間
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靴専科 大須店
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